再開:神棚のお話し

前々回の日記の続きです(笑)
日記の後に、多くのお客様からメールでお問い合わせがありました。
皆さん「難しいから神棚を奉りたくなかった・・・」というお話が多かったですね。

7.いよいよ自宅でお祀り♪~
いよいよお祀りですね。
まず重要なのは場所です。
まっ神棚を奉ろう!と思った時にお考えになっているはずだと思いますが、場所は以下になります。
家の北側または西側がよろしいでしょう。つまり神棚が南に向く場所か東に向く場所になります。
鬼門や裏鬼門は最凶となりますので注意です!
同居のご家族がいらっしゃるご家庭は、ご家族が集まる場所ということもお忘れなく。

壁に神棚を取り付ける訳ですが、石膏ボード等の場合は専用のネジ等が必要になりますので、新築の方は施行者へ、マンションやアパート等は大家さんにご相談されると良いかも知れません。

特に壁ではなく、シッカリしたタンスや棚の上でも結構ですよ☆
この場合には、神殿をジカに置くことは避けて神棚をタンスの上などに載せてから神殿を置く事になります。

7-1.神棚と神殿の設置が済んだら
いよいよ御札(神様)を神殿に入れます。
◇神殿の扉が1つの場合
御札は重ねて入れる事になります。
手前には神宮大麻の御札、次に氏神様の御札。そして崇敬する神社さんの御札の順になります。

◇神棚の扉が3つの場合
中央に神宮大麻
右扉に氏神様の御札。そして左扉に崇敬する神社さんの御札になります。

7-2.神具を設置します
いよいよ神様が鎮座なさいました☆
次にお供え物の置かなくてはいけませんね。そのために神具を設置します。
お榊立ては両側に対になるように置きますね。
そして、お皿とお水を入れる神具がありますが、置く場所が・・・
はい!
覚えやすい置き方をご紹介します♪
左から「み・こ・し」。お祭りに欠かせない「おみこし」と覚えてくださいね。
水・米・塩の順番になります。

7-3.お~完成した☆””
はいご苦労様でした♪これで完成ですね!
息を切らしている方は、チョッと休憩しましょう(笑)
心を落ち着けて、歯を磨いて、手を洗って「いざ!お詣りです!!」

神殿の前に立ち、呼吸を落ち着かせて2礼2拍手1礼。。。
神社さんで行うお詣り作法と全く同じです。

正しくは、祝詞を奏上するのが理想ですが、そこは皆様のお考えにお任せでよろしいかと思います。

8.日々のお詣りは?
はい。重要なのは、決して無理のないお詣りをする事が重要です。
神棚を設けているご家庭でも、殆どのお榊・・・枯れてますよ・・・(苦笑)
わかってはいるけど・・・変えるのが面倒で・・・
これいけませんね~~
無理のない時間で、日々きめられたスケジュールで行うと、自然と苦にならずにお詣りが出来るようになりますので、工夫をしてください。

神棚の奉り方には、諸説あるのも事実ですので、ご自分にあったお詣りでもよろしいかと思います。